みくに龍翔館ホームページ
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イントロダクション

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大阪と北海道の間の日本海を交易した和船を、上方では北前船(きたまえぶね)と称しました。江戸中期に登場したベザイ船という新型タイプの和船は、帆走能力と運搬機能に優れていたことからそれまでの古式な和船を凌駕し、一躍北前船交易の主力に躍り出て、明治時代に洋式汽船が登場するまで、近世日本の経済発展に大きな役割を果たしました。 三国湊繁栄のシンボルとして、吹き抜けの中央に展示している模型は、千石積ベザイ船の5分の1で製作しました。モデルとなったのは、石川県門前町の幕末期の板図。製作したのは、東京都三鷹市の馬詰耕輔さん。本物の和船を作る場合と全て同じ工法で製作し、3年掛かりで昭和54年に完成しました。その後、各地で実物大のものも含む様々なベザイ船が作られましたが、この 模型はその鏑矢として司馬遼太郎先生も高く評価しました。 また、模型の周辺には、船幟や船絵馬、歌川広重の錦絵などを展示しています。

三国の自然

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全国的な知名度を誇る東尋坊をはじめ、三国は豊かな自然に恵まれているので、「三国の海」「三里浜砂丘」「三国の低地」「三国の台地」の4部で展示構成しています。 野鳥のカーヴィングや越前ガニ、甘エビなどの剥製展示はもとより、DVDの映像を通じても三国の自然の多様さを学ぶことが出来ます。また、東尋坊や神の島雄島の自然情報は、安山岩の岩肌や凝灰岩の湾入する海岸線の織り成す変化に富んだ景観の散策学習に役立ちます。

三国のあけぼの

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昭和50年代に行われた発掘調査などで三国の周辺では約130箇所の遺跡が確認されています。代表的な遺跡や遺物として、旧石器時代の国府型ナイフ(西下向遺跡)、縄文時代の北杉谷貝塚、弥生時代の袈裟襷文銅鐸(県指定文化財)、玉造工房である加戸下屋敷遺跡で発掘された銅鐸の鋳型未成品、古墳時代の住居跡(西谷遺跡)二段築成の石張の方墳である姥ヶ谷古墳など、各時代の特徴ある考古資料を展示紹介しています。 また、三国の名を古代史で有名にしているのは、継体天皇の 出自に関して日本書紀に「三国坂名井」と表されているからです。継体天皇のコーナーでは継体天皇に纏わる全国のデータを集め解説しています。

〒913-0048 坂井市三国町緑ヶ丘四丁目2-1 TEL0776-82-5666/FAX0776-82-6671

E-mail : mikuni@ryusyokan.jp